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管理職が心理的安全性を高めるには何が必要か。人事の支援の考え方

#1on1#エンゲージメント#研修#組織開発#経営参画

管理職が心理的安全性を高めるには何が必要か。人事の支援の考え方

「心理的安全性を高めてほしいと管理職に伝えても、何をすればいいのかわからないって言われてしまって。人事としてどう支援すればいいんでしょう」

こんな言葉、受けたことのある人事の方は少なくないのではないでしょうか。

心理的安全性という概念は、この数年で一気に広まりました。Googleが大規模な調査で「チームの成果に最も影響する要因は心理的安全性だ」と発表したことで、人事や経営の世界でも注目を集めるようになった。研修の題材になり、社内のキーワードになり、1on1の目的として語られるようになった。

でも、現場では何かが噛み合っていない。

「心理的安全性を大切にしてください」と管理職に伝える。でも、次の週も、次の月も、チームの様子は変わらない。管理職からは「何をすればいいですか」と逆に聞き返される。研修を開いても「わかりました」で終わって、現場での行動が変わらない。エンゲージメントサーベイのスコアは相変わらず低いまま——。

そういうループにはまっている人事の方の気持ちは、よくわかります。「伝えているのに変わらない」という無力感は、じわじわとこたえます。

でも、そのループが生まれるのには理由があります。そして、その理由を理解できると、人事としての支援の仕方が見えてくる。今日は、「管理職の心理的安全性を高めるために、人事がどう考え、どう動くか」について一緒に考えてみたいと思います。


なぜ管理職は心理的安全性を高められないのか

ある企業の事業部長の方が、こんな変化を体験されました。

ベンチャーで事業部を率いていたその方は、ずっと「チームに元気がない」という感覚を持っていたそうです。ミーティングでは発言が少ない。1on1では「特にないです」が続く。フィードバックを求めても「大丈夫です」で終わる。心理的安全性が低い、と頭ではわかっていた。でも、何をすればいいかわからなかった。

ある日、その事業部長は部内の会議でこう口にしました。「実は最近、自分もマネジメントに自信がなくて」と。

別に深く考えて言ったわけではない。ただ、そのときの本音がこぼれた。

するとその週の1on1で、あるメンバーが「実は自分も……」と話し始めた。別のメンバーも、翌週に「実はずっと気になっていたことがあって」と切り出した。チームの空気が、少しずつ変わっていった。

何が起きたのか。この事業部長が変えたのは、一つだけです。「自分が先に弱みを見せた」こと。それだけで、チームの発言量と内容が変わった。


この話が示唆するのは、管理職が心理的安全性を高められない理由の一つは、「何をすれば心理的安全性が高まるかを、行動レベルで知らない」ということです。

そしてもう一つ、もっと根深い理由があります。

多くの管理職が、「厳しくしたら心理的安全性が下がる」「ぬるくしたら心理的安全性が上がる」という誤解を持っているという問題です。

この誤解が生まれるのは、心理的安全性という概念の説明の仕方に問題があるからです。「安全な場所を作りましょう」「発言しやすい環境を整えましょう」という言葉が先走ると、管理職は「優しくすること=心理的安全性を高めること」と理解してしまう。

でも、それは正確ではない。

心理的安全性の概念を提唱したハーバード・ビジネス・スクールのエイミー・エドモンドソン教授の研究が示しているのは、「チームメンバーがリスクのある対人行動(意見を言う・質問する・失敗を報告する・アイデアを出すなど)を取っても、罰せられたり拒絶されたりしないと信じられる状態」がチームのパフォーマンスを高めるということです。

Googleが2012年から行った「プロジェクト・アリストテレス」でも、500以上のチームを分析した結果、チームの成果に最も影響したのは「誰がそのチームにいるか」ではなく「チームがどのように機能しているか」であり、その中で最も重要な要素が心理的安全性だったと報告しています。

注目してほしいのは、「安全」という言葉の意味です。

心理的安全性が高い職場は、「楽な場所」ではありません。むしろ、挑戦できる場所です。失敗を恐れずに新しいことを試せる。正直な意見を言っても関係性が壊れない。間違いを報告しても責められない。だから、本気で仕事に向き合える。

この核心を理解していない管理職は、「心理的安全性を高めよう」という意図が「厳しく言わない」「批判しない」「みんなの意見を全部受け入れる」という行動に変換されてしまいます。そして、「なれ合い」や「馴れ合いの会議」が生まれる。業績への貢献は見えない。そのうち「心理的安全性っていうの、本当に意味あるの?」という声が現場から出てくる。

このループが起きるのは、管理職のせいではありません。人事が「何をすれば心理的安全性が高まるか」を行動レベルまで落とし込んで伝えられていないからです。

そして、それを支援するのが人事の仕事です。


心理的安全性を高めようとした人事・管理職の落とし穴

では、人事はどんな失敗をしがちか。正直に振り返ってみたいと思います。

以前、こんなことがありました。「とりあえず」1on1を全社導入したケースです。

人事が「1on1を全社展開します」と決め、フォーマットを作り、研修を行い、運用を始めた。導入直後はアンケートで「よかった」という声がたくさんあがった。「上司と話せる機会が増えた」「自分のことをわかってもらえた気がする」という反応が出た。

でも3ヶ月後、4ヶ月後と経つにつれて、変化が出てきた。業績指標は変わらない。エンゲージメントサーベイのスコアも横ばいのまま。管理職からは「1on1って何を話せばいいんですか、毎回話すことがなくて」という声が出始めた。

何が起きていたか。

「なぜ1on1をやるのか」「1on1を通じて何を実現したいのか」という目的の合意が、人事と管理職の間でできていなかったんです。管理職にとって1on1は「やらなければならない新しい仕事」でしかなかった。部下にとっても、「上司に報告する場」にしかなっていなかった。

仕組みを先に作って、目的を後から説明しようとしても、うまくいかない。「なぜやるか」の目的合意なしに仕組みを入れても機能しない——これが最初の落とし穴です。

パターン①:「心理的安全性の研修」をやっただけで終わる

研修で「心理的安全性とは何か」を教える。エドモンドソンの定義を紹介する。Googleの調査を説明する。参加者から「なるほど」という反応がある。研修後のアンケートで「満足度85%」という結果が出る。

でも、現場は変わらない。

なぜか。研修で「知る」ことと、現場で「行動する」ことの間には、大きな溝があるからです。管理職は「心理的安全性が大事なことはわかった。でも、明日の朝礼で何をすればいいのか」がわからないまま職場に戻っていく。

「知識のインプット」で終わる研修は、行動変容につながりにくい。現場での具体的な行動変化を起こすには、知識のインプットの後に「では今週、何を試してみるか」という行動設計のステップが必要です。

パターン②:管理職に「優しく接して」と伝えるだけ

「心理的安全性を高めてください」「もっと部下の話を聞いてください」「優しく接することが大切です」——これだけを伝えて終わるのも、よくある失敗パターンです。

管理職にとっては「優しく接する」の意味が人によって違います。ある管理職は「叱らないこと」だと理解し、ある管理職は「フレンドリーに話すこと」だと理解する。行動指針がないまま「あとは現場でよろしく」では、現場が混乱します。

「優しく接して」ではなく、「会議で意見を求めたとき、最初の5秒は否定しないで『なるほど』と言う」「部下から問題を報告されたとき、まず『教えてくれてありがとう』と言う」——このくらいの具体レベルで伝えないと、行動は変わりません。

パターン③:心理的安全性と「なれ合い」を混同する

これは管理職側の誤解として起きることが多いですが、人事がそれを正せないと組織全体の誤解になります。

「心理的安全性を高めます」と宣言した後、会議で何を言っても否定されない雰囲気になった。表面上は発言が増えた。でも議論の質は上がらない。「それいいね」ばかりが飛び交う。決断が先延ばしになる。結果的に、業績への貢献は見えない。

これは心理的安全性が高まったのではなく、「なれ合い」が生まれた状態です。

心理的安全性が高い職場は、「何でも言っていい場所」ではありません。「率直な意見を言っても、関係性が壊れない場所」です。違いは、「建設的な対話が起きているかどうか」です。

人事は、この誤解を管理職と丁寧に解いていく役割を担っています。


では、人事のプロはどう考えているのか

ここからが、この記事で最も伝えたいことです。

管理職が心理的安全性を高めるために、人事はどう支援するか。4つの工夫を紹介します。


工夫①:管理職が「自分の弱みを見せる」場を人事が設計する

先ほどの事業部長のエピソードを思い出してほしいのですが、あの変化のきっかけは「リーダーが先に弱みを見せた」ことでした。

これは、心理的安全性の研究で繰り返し示されている事実です。チームの心理的安全性に最も影響するのは、リーダーの行動です。リーダーが先に「わからない」「失敗した」「実は自信がない」と見せると、メンバーは「ここは本音を言っても大丈夫かもしれない」と感じ始める。

でも、多くの管理職は「弱みを見せること」に抵抗があります。「リーダーが自信なさそうにしていたら、チームが不安になる」「上司として頼りにされなくなる」という恐れがある。

だから人事が、その「場」を設計する必要があります。

具体的には、管理職研修や全体会議に「失敗談の共有」コーナーを意図的に組み込むことが有効です。

たとえば、管理職研修の冒頭15分に「最近の自分の失敗談を3分でシェアする」というセッションを入れる。最初は「え、こういう場で失敗を話すの?」という戸惑いがありますが、ファシリテーターが最初に自分の失敗談を話して場をほぐすと、少しずつ声が出始める。

大切なのは、研修の中でその体験を「振り返る」ことです。「今、この場でどんな気持ちになりましたか?」「あなたの部下が、あなたの失敗談を聞いたとしたら、どう感じると思いますか?」という問いかけをする。

そうすると、管理職が「リーダーが先に弱みを見せると、チームが変わる」というメッセージを、頭だけでなく体感として持ち帰ることができます。

さらに効果的なのは、全社の全体会議や方針発表会に「経営や管理職の失敗談・反省」を組み込むことです。社長や取締役が「今年、自分が失敗した判断」を率直に話す。管理職層が「自分のチームでうまくいかなかった取り組み」を共有する。

これは、人事が場を設計することで実現できます。「全体会議のアジェンダに、失敗や学びの共有を5分入れませんか」と経営に提案する。最初は難色を示されることもありますが、「チームの心理的安全性はリーダーの行動で決まるというデータがあります。このメッセージを、言葉ではなく行動で示す機会を作りましょう」と伝えると、動いてもらえることが多い。


工夫②:「行動レベル」で何をすれば心理的安全性が高まるか、管理職と一緒に考える

人事から管理職に「心理的安全性を高めてください」と伝えるだけでは、行動は変わりません。「具体的に何をすれば心理的安全性が高まるか」を、行動レベルまで落とし込む必要があります。

そして、この作業を「人事が答えを渡す」のではなく「管理職と一緒に考える」形にすることが、行動変容への鍵です。

たとえば、管理職研修やワークショップの中で、こんな問いを投げかけます。

「あなたがメンバーだとしたら、上司のどんな言動があると、意見を言いやすくなりますか?」

「逆に、どんな言動があると、次から発言しにくくなりますか?」

この問いへの答えを、グループで共有しながら言語化していきます。

出てくる答えは、意外とシンプルです。

「朝、ちゃんと挨拶してくれる」「発言しているとき、うなずきながら聞いてくれる」「否定から入らないで、まず『そういう考え方もあるね』と言ってくれる」「ミスを責めるより、次どうするかを一緒に考えてくれる」「質問したら『なんでそんなこと聞くの?』ではなく『いい質問だね』と言ってくれる」

こういった「具体的な行動のリスト」を、管理職自身が言語化する。それが大切なんです。

人事から「このリストを実践してください」と渡すより、管理職が自分たちで言語化したリストのほうが、当事者感が生まれる。「そうか、自分がメンバーだったときに嬉しかったことを、自分もやればいいんだ」という気づきが生まれる。

次に、「行動実験」として小さく試す設計をします。

「来週、この中から一つだけ試してみてください。どれを試しますか?」と、研修の場で宣言してもらう。そして2週間後に「どうでしたか?」と振り返る場を作る。

この「小さく試す→振り返る」のサイクルが、行動変容の基本です。大きな変化を一度に起こそうとしない。まず「一つの行動」を「一週間試す」ことから始める。

人事はこのサイクルを設計し、伴走する。それが支援の形です。


工夫③:心理的安全性を「測る」仕組みを作る

「心理的安全性を高めよう」という言葉だけでは、管理職の動機づけは難しい。でも、「あなたのチームの心理的安全性スコアは、全社平均を下回っています」というデータがあると、管理職の反応が変わります。

数字で可視化することが、行動変容のトリガーになるんです。

具体的には、エンゲージメントサーベイに心理的安全性を測る設問を組み込むことをお勧めしています。

エドモンドソンの研究や、各種の組織調査で使われている心理的安全性の質問項目は公開されています。代表的なものを参考にすると、たとえば以下のような設問が使えます。

  • 「このチームでは、安心して意見や考えを話せる」
  • 「このチームでは、ミスをしても責められない」
  • 「このチームでは、助けを求めても否定されない」
  • 「このチームでは、自分と違う意見を言っても受け入れてもらえる」

これらを5件法(まったくそう思わない〜強くそう思う)で測る。そして、チームごとのスコアを集計して、各管理職にフィードバックする

このフィードバックを、管理職研修や1on1人事面談の場で活用します。

「Aさんのチームのスコアは平均より高いです。どんな工夫をされているんですか?」と聞く。Aさんの答えが、他の管理職へのヒントになる。

「Bさんのチームは、特に『ミスをしても責められない』の設問が低いですね。どんなことが起きているか、一緒に考えてみましょう」とアプローチする。

数字を使うことで、「なんとなくチームの雰囲気が悪い」という感覚論から、「この数字を改善するために何をするか」という具体的な対話ができるようになります。

また、数字が可視化されると、管理職にとっての「モチベーション」が変わります。「心理的安全性を高めることは、良いことだからやる」という動機より、「チームのスコアが低いことを自分のこととして受け止める」という動機のほうが、行動につながりやすい。

これは、「人にとって良いから」だけでなく、「数字・事業効果」も動機づけの根拠にするという発想です。人事が組織開発を進めるとき、この視点は欠かせないと考えています。


工夫④:「成功事例」を社内で共有する仕掛け

心理的安全性の高め方を学んだ管理職が、実際に取り組んでみて変化が起きたとき——その体験を「社内資産」にすることが、組織全体への浸透につながります。

多くの場合、管理職が何かを試して成果が出ても、それは個人の体験で終わります。他の管理職は知らない。人事も把握していない。チームが変わったことが、次の施策につながらない。

心理的安全性が高まったチームの事例を、社内に広める仕組みを作ることが、人事の重要な役割の一つです。

具体的には、以下のような場を設計します。

まず、管理職同士が「どうやったのか」を話し合う場を定期的に作る。月1回でも、四半期に1回でもいい。「最近チームでうまくいったこと」「試してみたこと」を持ち寄って共有する場。これを「管理職カフェ」などと名付けて、軽い雰囲気で運営する。

重要なのは、「成功した人を讃える場」にするのではなく、「何を試したか、どんな結果だったかを共有する場」にすることです。失敗した試みも同じように共有できると、さらに心理的安全性が高まる。

次に、社内報やSlackなどのコミュニケーションツールで「チームの変化」を定期的に発信する。管理職や人事が「最近こんな取り組みをしたら、チームの雰囲気が変わりました」という体験談を短い文章で共有する。

これを人事が率先してやることで、「こういうことを試していいんだ」「失敗してもいいんだ」というメッセージが組織に届きます。

「横展開」は、「だからあなたもやってください」という指示では起きません。「こんなことをやってみたら、こうなりました」という体験の共有から、自然に広がっていく。その場を、人事が意図的に設計する。


明日からできる3つのこと

「わかった、でも具体的にどこから始めればいいか」という方のために、明日から試せる3つのアクションを紹介します。


アクション①:管理職1人に「最近チームで起きた失敗」を聞く

所要時間:30分 必要なもの:予定の確保、メモ 最初の一歩:「最近チームのことで気になっていることがあれば聞かせてもらえますか?」と声をかける

これは、管理職支援の起点として最もシンプルな行動です。

人事が管理職に「チームの心理的安全性、どうですか?」と聞いても、「大丈夫です」で終わることが多い。でも「最近チームで起きた失敗や、うまくいかなかったことを教えてください」と聞くと、管理職は少し考えて、本音を話し始めることがあります。

この対話の中から、「この管理職が困っていること」「支援が必要なポイント」が見えてきます。

まず一人から始めてください。全員に展開しようとしなくていい。一人の管理職との対話が、その後の支援策のヒントになります。


アクション②:次の管理職研修に「自分の失敗談を話す」コーナーを5分追加する

所要時間:アジェンダ調整に30分、当日の実施に5分 必要なもの:研修のアジェンダ変更の合意 最初の一歩:研修担当者またはファシリテーターに「冒頭5分で失敗談共有をしたい」と提案する

すでに予定されている管理職研修がある場合、そのアジェンダに「失敗談共有」を5分だけ追加します。

大切なのは、ファシリテーター自身が最初に自分の失敗談を話すこと。「私も先月、こういう判断を誤ってしまいました」と正直に話す。その後、参加者に「では、最近の失敗を一言ずつ話してみましょう」と促す。

5分でいい。「発言しても大丈夫」という空気を、その場で体感することが目的です。


アクション③:エンゲージメントサーベイに「このチームでは安心して意見が言える」という設問を1問追加する

所要時間:設問設計に1時間、システム変更に半日程度 必要なもの:サーベイ担当者または外部ツールの管理権限 最初の一歩:次回のサーベイ実施タイミングに合わせて、担当者に「設問を1問追加したい」と連絡する

「このチームでは安心して意見や考えを話せる」という設問を1問追加するだけで、チームごとの心理的安全性の状態が数値で見えてきます。

設問が1問追加されただけでも、チームごとに集計して管理職にフィードバックすることができます。それが、対話の起点になる。

完璧なサーベイを設計しようとしなくていい。まず1問から始める。それが一番確実な最初の一歩です。


まとめ

心理的安全性は、管理職一人で作るものではありません。

管理職が「何をすれば心理的安全性が高まるのかわからない」とき、それは管理職の問題ではなく、人事が行動レベルまで落とし込んだ支援ができていないサインかもしれない。そう捉えてみると、見えてくることがあります。

管理職が弱みを見せる場を設計する。行動レベルで一緒に考える。数字で可視化して動機づける。成功事例を横展開する——これらは、すべて「人事が設計できること」です。

心理的安全性を組織に根付かせるのは、一朝一夕には難しい。でも、小さな行動実験を重ね、変化を丁寧に観察し、管理職と共に考え続けることで、組織は少しずつ変わっていきます。

「しつこく成果にこだわり続ける」という姿勢が、組織開発においては特に大切だと思っています。一回の研修で変わらなくても、あきらめない。スコアが横ばいでも、続ける。管理職が「何をすればいいかわからない」と言っても、一緒に考え続ける。

その積み重ねの先に、「誰も犠牲にならない組織を当たり前に」という景色が近づいてくる。そのために、人事は今日も動き続けます。


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